AIカメラ解析で防犯・施設管理を支援する「エントランス監視システム」を発表しました
旭光電機株式会社は、2026年3月12日、神戸商工貿易センタービルにて、AIカメラ解析と生成AIによる動画分析を活用した次世代のエントランス監視システムのプレス発表会と実証デモを実施しました。
本取り組みは、神戸市との連携および Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobe との協働により進めているものです。Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobeの活用内容については、旭光電機の公式IoTサイト「Lumiot 」にて、技術的な側面を含めたブログ記事としてご紹介しています。
旭光電機のAIカメラ解析による次世代エントランス監視システム発表会

AIカメラ解析で防犯と施設管理を高度化
旭光電機は、自動ドア用センサーをはじめとするセンシング技術を長年培ってきました。
ビルフロント向け自動ドア用センサーで高いシェアを有しており、建物の入口を深く理解してきた強みがあります。今回発表した次世代エントランス監視システムは、その強みをAI活用へ広げ、入口を単なる通過地点ではなく、防犯や施設管理、施設運営の改善につながるデータ活用の起点として捉えた新しい取り組みです。
AIカメラ解析を活用した次世代エントランス監視システムの実証機材

次世代エントランス監視システムでできること
次世代エントランス監視システムは、エントランス空間を多面的に把握できる点が特長です。システムでは、来場者属性、前日の入館情報、AI行動分析、対話型AI分析を通じて、入口の状況を可視化し、データに基づく判断を支援します。AIカメラ解析と生成AI動画分析を組み合わせることで、従来の監視にとどまらない、より高度な防犯対策と施設管理への活用が期待されます。
来場者属性・入館情報の可視化
来場者属性や前日の入館情報を把握することで、施設利用の傾向や時間帯ごとの状況を見える化できます。
入口データを活用することで、現場感覚だけに頼らない、より精度の高い施設運営や管理判断につなげることが可能になります。
次世代エントランス監視システムの来場者属性分析画面


AI行動分析・対話型AI分析
AI行動分析と対話型AI分析では、入口周辺で起きている状況をより深く読み解くことができます。施設の安全性向上や防犯体制の強化に加え、管理業務の効率化や運営品質の向上にもつながるソリューションとして、今後の活用が見込まれます。
AIカメラ解析によるAI行動分析と対話型AI分析の画面


神戸市連携で実証デモを実施
発表会当日は、神戸商工貿易センタービルでのプレゼンテーションに続き、1階北側エントランスで実証実験のデモンストレーションを実施しました。発表内容には生成AIを活用した動画分析テクノロジーも含まれており、神戸市との官民連携のもとで、AIとセンサー技術を組み合わせた新たな防犯・施設管理ソリューションの可能性を発信しました。実証実験フェーズ1の詳細は、「AIカメラ解析による次世代エントランス監視システム」の公式プレスリリースをご覧ください。
神戸市連携で実施したAIカメラ解析の実証デモの様子

旭光電機の次世代エントランス監視システムのフォトセッション

左:代表和田 右:神戸市ご担当者様
今後の展望
旭光電機は神戸市との連携およびMicrosoft AI Co-Innovation Lab Kobeとの協働を通じて、本取り組みを神戸発のAI活用モデルとして発信を強化していきます。また、AIカメラ解析とセンサー技術の連携をさらに深め、防犯、施設管理、運営改善に役立つシステムとして進化を図っていきます。将来的には、入口を起点に得られるデータを活用し、施設運営やマーケティングの改善につなげる都市DXモデルの実装も見据えています。
今後の展望について語る次世代エントランス監視システムのトークセッション

今後のテーマとして、リアルタイム化へのアップデート構想、センサーを起点とした都市DXモデルの拡張、フィジカルAIとセンサーの親和性なども挙がっており、入口を起点に社会価値を広げる技術開発を通じて、より安全で効率的な施設運営と新たな価値創出に取り組んでまいります。
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